学研グループ、障がいのある方の“はたらく”を支える担い手育成へ。「精神・発達障害者しごとサポーター養成講座」を実施
ニュース
2025.07.16
学研グループでは、国内のグループ全社において障がい者の雇用・定着を推進しています。グループ従業員が精神・発達障がいについて正しく理解し、職場において精神・発達障がい者を支援する応援者=サポーターとなれるよう、株式会社 学研ホールディングス ダイバーシティ&インクルージョン室と、特例子会社である株式会社 学研スマイルハートフルの共催で、ハローワーク品川から講師を迎え、「精神・発達障害者しごとサポーター養成講座」を、リアルとオンラインのハイブリット形式で実施しました。
学研ビル 3 階ホールでの受講の様子。
民間企業の障がい者雇用数は 21 年連続で過去最高を更新しており、中でも精神障がい者の伸び率が特に大きくなっています。今後の法定雇用率の引き上げも見据え、雇用推進と職場での定着支援のため、管理職をはじめとするグループ従業員に、精神障がいについて正しく理解してもらうことを目的として、本講座を開催しました。精神・発達障がいのある方が各職場で働く際に、職場の多くの人が障がいについて正しい知識を持っていることで、当事者も、一緒に働く従業員もコミュニケーションが取りやすくなり、お互いの安心感が高まると考えています。
講座の冒頭部分で、ハローワーク品川 雇用支援コーナーの指導官より障がい者雇用の現状の説明があり、それを受ける形で講義が始まりました。講座の内容は、精神障がい・発達障がいについての説明から採用時の注意点、一緒に働くときの接し方など多岐にわたりました。具体的な事例を出しての説明が多く、受講者からは「明日から実行したい」といった声があがりました。
リアル会場でのグループワークの様子。時間ギリギリまで各グループでワークが続いていた。
グループワークでは、5~6人ずつに分かれて共通の事案について意見交換を行いました。事業会社の垣根を越えたグループワークにより、各社の障がい者雇用の様子も同時に共有することができました。今回の講座には、グループ 24 社から約 140 名が参加しました。本講座を終え、学研グループの精神・発達障害者しごとサポーター養成講座受講者は 500 名を越えました。これからも学研グループのダイバーシティ&インクルージョンを進め、障がい者雇用の促進とともに、障がいのある人もない人も共に成長できる職場環境整備に努めてまいります。
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